ピアニスト桐榮哲也のブログ TOEI MUSIC SCHOOL

クラシックピアニスト桐榮哲也のブログです。TOEI MUSIC SCHOOL代表。演奏活動と浦安市舞浜で開いている自分の音楽教室の事について書いています。

聞いて欲しいYOUTUBE その1

時間が出来て色々お気に入り音源をYOUTUBEで聞いています。

以前アルゲリッチのブルレスケ紹介したと思うのですが、YOUTUBEで昔の演奏会や音源をすぐ見れる事はある意味音楽家にとって幸せな事であると思います。その一方で答えをすぐ見つけてしまい不幸せともいえますが。。。。

 

といっても私もしょっちゅうYOUTUBEをみては先人の偉人達の素晴らしい演奏を聞いては涙しているのですが😅

とにかく言えると事は、音楽は人を豊かなものにすると言うことです。

 

今日のオススメはモンセラート・カバリエの素敵なベルカント。是非ご覧ください。

 


Montserrat Caballe Tanti affetti La donna del Lago

 

肩の力を抜いて、素敵な曲を楽しむ。大好きな動画です。ピアノもこんな風に皆で楽しめたらいいのになあ・・・

 

私も頑張って明後日あたり素敵な曲をYOUTUBEにアップします。よろしくお願い致します。

チャンネル登録よろしくお願い致します。

 

お題「#おうち時間

 


Brahms:Piano Quintet in F minor, Op.34 - Ⅲ. Scherzo:Allegro (LIVE)

シューマンの子供の情景より「トロイメライ」を含む数曲を収録してアップしました。

お題「#おうち時間

 

今日はおうちで初収録しました!🎥

普段はコンサートの準備とレッスンに追われておりますが、少し時間があるのでマイクの位置やカメラのアングル色々試してみています。ひとつづつ出来ることが増えていって、中々面白いです。

 

前回のブログで記した通り、今週から家で収録したものをアップしていこうと思います。といっても大曲などは本当に準備に時間がかかるので小品が中心になると思いますが、皆様が楽しめるように頑張って参ります。応援いつもありがとうございます^ ^ 大曲は是非生コンサートにて体感して頂きたいです!

 


SCHUMANN: KINDERSZENEN OP.15 (EXCERPT)

 

今日はシューマンの傑作「子供の情景」から自分が大好きな3曲選んでを自宅にて収録してみました。この作品は大人から見た子供の日常を描写した作品で、本来は全部で13曲あります。

コンサートでは13曲全てを通して演奏される事が多いですが、第7曲の「トロイメライ」はとても有名な曲なので、しばしば独立してアンコールピースなどとして弾かれる事多いです。13曲の中で聴くトロイメライも本当に素敵ですので、機会があれば他の「子供の情景」は大人から見た子供の日常を描写した傑作で、全部で13曲あります。コンサートでは全13曲通して演奏される事が多いですが、第7曲のトロイメライはとても有名な曲なのでしばしば独立してアンコールピースとして弾かれる事も多いです。

他にも素敵な曲沢山ありますから、機会があったら是非全曲聴いてみて下さい^^

 

さて今日の進歩はサムネイル作った事と、映像を白黒にしてみた事です(笑)

演奏も含めもっともっと進化して参ります!今後も更新予定です。

チャンネル登録よろしくお願い致します😊

 

 

 

ドヴォルザーク ピアノトリオ第3番 超感動曲 第3楽章アップしました!


Dvorak:PIano Trio No.3 in F minor,Op.65 - Ⅲ Poco adagio (LIVE)

 

前記事で書いた様に本日はドヴォルジャークのピアノトリオ第3番より超感動の第3楽章をアップしてみました。超絶本当に素敵な曲だと思います(特にヴァイオリンとチェロが)。是非聴いてみてください。

 

もし「この曲知らない曲だしちょっと重いよ!!」っていう人は3:54〜からのドラマティックなシーンからの4:46〜あたりのの心が洗われるシーンを聞いてみてください。

 

今聞いても大好きな曲、さすがメロデイーメーカー ドヴォルザーク様↓ チェロ協奏曲なんて、チェロの協奏曲の中で一番好きです!

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このピアノトリオ第3番また演奏する機会が有ればもっともっと深めて追求して弾きたい曲の一つです。皆様には是非演奏会で生で聞いて頂きたい!!

きっとコロナ後にはこの時期に力を蓄えた芸術家達による芸術の爆発💥が起こるでしょうから、皆様も楽しみにしていて下さいね!それまでお互いに頑張りましょう!!今は我慢です💪 

 

出来る限りYouTubeで音楽をお届けします。

と言いつつ今日まで過去の演奏をアップして参りましたが、ここへ来てもうネタがないので来週より家で収録してアップしていきます。ゆったりとした心地良い曲を中心にしようと思っています。(リクエストあったら教えて下さいね) 乞うご期待!!

 

そしてこのブログで思い出の留学日記を忘れなければ書き記して行こうかな?と思っています。

 

 

 

ベートーヴェンソナタ第1番の思い出

毎日篭っています。よく考えると留学中は篭って一日中練習している日もよくありました。最近は篭ることに慣れてきてあっという間に夜です。

 

できれば思い出話かなにかブログに書こうと思っています。できれば毎日。。。すいません毎日の保証はできません🙇‍♂️

 

 


ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第1番 ,Op.2-1 3. 第3楽章、第4楽章 Pf.桐榮哲也:Toei,Tetsuya

以前ピティナのチャンネルでアップしていただいたベートーヴェンの1番のソナタ↑について思い出を少々。この動画で最も有名な曲は2:00あたりからの4楽章です。割とベートーヴェンソナタをやり始めた方が弾いたりする曲のイメージもあるのではないでしょうか。

 

私はこの曲をベルリン芸術大学に留学して間もない頃にエレーナ・ラピツカヤ教授のクラスで勉強しました。日本の音大を卒業したばかりのその頃の私(25歳くらい?)はドイツに留学できたからには0からやり直すぞ!といった気持ちでした。

 

で先生にその旨を伝えたところ最初に出された課題はバッハのプレリュードフーガから1曲、ショパンノクターンから1曲、ショパンエチュードから3曲Op.10−5, 25−1,10−8、ベートーヴェンソナタ1番でした。時代を追って基礎からみっちり勉強という😖。

 

勿論毎度レッスンではすごく緊張したけれど、レッスンしてもらえる事に幸せも感じていました。多分自分は劣等生という気持ちがあって、いつ破門になってもおかしくないっていう気持ちもあったからなのではないかと・・・なんでも当たり前という事はないですから、感謝の気持ちはいつでも忘れないようにしたいと今でも思っています。

 

で毎回もの凄く細かいレッスンで毎週1時間30分のレッスンがなかなか進まなかった事もありました。そんな出来の悪い時や、コンサートや本番が近くて間に合っていない時は自宅に呼び出されてさらにミッチリ絞っていただくのでした。そして毎回レッスン後の帰り道では自分の出来の悪さに凹んでいました。

 

でもあの日々があるから今があるのだな〜と思い、あの日々の全てが今では愛おしく感じます。

 

さて突然ですが今日は眠いので寝ます💤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラームスのピアノ五重奏曲第4楽章をアップしました。


Brahms:Piano Quintet in F minor, Op.34 - 4. Finale (LIVE)

 

このブラームスのピアノ5重奏曲誰もが認める名作なのですが、2017年に海外のプロオーケストラのメンバーと東京文化会館小ホールで演奏させてもらえる機会を頂きました。今思い返しても当たり前の様に演奏会出来てた日々が本当に懐かしい。。。これを夢中で弾いてた日々が夢か幻の様、、、

 

演奏会できるということは本当に幸せなことなんだと改めて実感しています。コンサート前は逃げたくなる気持ちがあるのですが(というより自分の場合やめときゃよかった・・の方が近いかも)、そんな罰当たりなこと考えていた自分に説教したいです。演奏会は一期一会、2度と同じ時間は訪れない。毎回全力を尽くして準備してのぞむべきと、改めて心に刻みます。

 

さて話はこのブラームスピアノ5重奏に戻るのですが、実はピアノ2台版がオリジナルだと知っていました?ピアノ2台版を聞いたクララシューマンシューマンの奥さん)がブラームスに「ピアノ五重奏にした方がいいんじゃないかしら?」と進言した事でこの名作が生まれました。ブラームスは本当はクララと弾きたかったのかも😖。

ちなみに断然ピアノ五重奏版の方が私は断然好きですが。。ピアノ2台版もなかなかクセになるそうです!機会あったら是非聴いてみてください。近いうちに自分もチャレンジしようと思っています💪(いつになることやら😅)

 

さてこのYouTubeチャンネル今のところ昔の録音を載せていますが、そのうち家で録音したものも載せていこうと、只今マイクの位置やらビデオのアングルなど試行錯誤中です。コロナで時間のできたので、電子機器を勉強できたことは唯一良かったことかもしれません。。と思わずにはやっていられない。という訳で

 

次回はドボルジャークのピアノトリオ3番から超絶泣ける3楽章をアップします。こちらも乞うご期待ください!!!

 

今日も覗いて頂きありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

クライスレリーナ第5曲再アップしました。是非^^


Schumann:Kreisleriana,Op.16-5 ,Sehr Lebhaft (LIVE)

 

皆様お元気でお過ごしですか?

以前アップしたクライスレリアーナの第5曲目、画像があまりいい感じではないとの指摘を受けて(自分でもそう思った!)新しくアップし直してみました。

 

私はこのクライスレリーナの第5曲が大好きです。Sehr  Lebhaft(とても生き生きとして)。一風変わった雰囲気曲なのに美しい場面がガラッと出てきたりして、ピアニストとしてこだわりがいののある曲と言えます。ですがこの曲タッカのリズム(タッカタッカというリズム😅)が多くて大変シューマンらしいのですが、初めて勉強した時に知り合いから「転んでいる様にしか聞こえないね」などと言われちゃうような結構表現するのが難しい曲でもあります。保続する音も多くて指使いも工夫が必要かもしれません。

 

ちなみにこの動画で使われている画像の数々は私が留学時代に携帯に(!)撮り貯めたものです。自分でこれらの画像を見ていてもウットリします。住んでいただけですけど街並みから学んでいたことって沢山あったんだなあと改めて思います。今思えばパリに住んでいた日々が夢や幻のよう。。。

 

本当にコロナが1日でも早く収まってくれる事を祈るばかりです。

 

最近は家でどうにか収録出来ないかと試行錯誤の日々です。オンラインレッスンやら練習やら編集やらで意外と時間が足りません。これを機に色々挑戦してみます(金かけずに!)。

 

そしてレッスンやコンサートで皆様と繋がれないので、このブログやyoutubeを通して何かしら発信できたらなと思っております^^乞うご期待?^^;

 

 

 

Youtube登録者が50人になりました!ありがとうございます。とリヒャルトシュトラウス


おうちにいながらアンサンブル!!第3段 ソプラノ編

 

 

第1弾はシカゴ在住のフルーティスト太田幸江さんとヴァイオリニストMarleyHallerさんと

 

第2弾はひとり😢連弾でした。

youtu.be

このカメラの向こうに50人の人が、自分の演奏を待っていてくれているのかな〜と思って、日々アイディアを巡らせています。本当にありがとうございます😊

 

おうちにいながらアンサンブルシリーズ(シリーズ化したの!?)第3弾は絵本deオペラでお馴染みのソプラノ歌手松居美樹さんです。 リヒャルトシュトラウスの献呈という曲を、録ってみました。何度も共演している松居さんだから出来ました。実際の生声はこの40倍くらい素敵だし迫力あります。コロナが終わったら是非演奏会聴きに来てくださいね。2020年7月9日に上野の旧奏楽堂で出来ると願って!!!

 

この曲の作曲者はドイツ ミュンヘン生まれのリヒャルト・シュトラウス

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大好きな作曲家です。歌曲やオペラ、交響詩などの傑作をたくさん作曲しました。

 

「献呈」の歌詞はドイツ語ですが、歌詞の内容はこんな感じです↓

そう、あなたは知っている、尊い魂よ
あなたから遠く離れて僕が苦しんでいることを
愛は人の心を病ませてしまう
我が感謝を受けよ

かつて放埓な酒飲みだった僕が
アメジストの盃を高く掲げると
あなたはこの飲み物を祝福してくれた
我が感謝を受けよ

そしてあなたはその盃の中の災いを追い払ってくれた
こうして僕は以前の僕ではなくなり
清らかに、清らかにあなたの心に沈みこんだ

我が感謝を受けよ!

 

すごく神々しいですよね。元気になれる大好きな曲の一つです。

 

ピアノが活躍するオススメの曲としてはこちら「ブルレスケ」

「Burlesque ブルレスケ」とは元来の意味は英語バーレスク(burlesque)に同じで、ユーモアと辛辣さを兼ね備えた、剽軽でおどけた性格の楽曲を指す。そういやバーレスクって映画ありますよね。

 


Argerich Strauss Burlesque

オーケストラとピアノの作品です。若きアルゲリッチがメッチャかわいいです!!研ぎ澄まされたアルゲリッチの音色とベルリンフィルの匠の技是非味わってみて下さい。